活用事例
ステップ① まずは、使ってみよう
想定される利用:個人での学習、学校での地域学習、住まい選びの参考など
【まちの変化を知る】
自宅や職場、学校のある場所が、明治時代はどのように使われていたのかご存知でしょうか。
大正、昭和から平成を経て、どのように建物ができ、まちの様子が変わってきたのかを、古い地図や古い写真をもとに「今と昔」のまちの変化(土地利用の変化)として知ることができます。
金山駅周辺の明治の地図(左)と平成の地図(右)の比較。荒れ地だった場所に街区が形成され、鉄道路線が新たに敷設されていることが分かります。
【土地の災害リスクを知る】
土地利用の変化がわかる地図と、南海トラフ地震の被害想定を比べることで、地形や土地の成立ちと災害リスクの関係性を知り、災害に対して正しく備えるきっかけとなります。
名古屋市西部の明治の地図(左)と南海トラフ地震による液状化危険度(右)の比較。昔は田んぼで稲がよく育ち、一面が稲穂の黄金色で埋め尽くされたことから、黄金と言われるようになった場所(地図中心付近)の周辺は、液状化の危険度が大きいことが分かります。